お腹のムダ肉減らしたい

ぜい肉はエネルギー

お腹にぽっこりついてしまったぜい肉。 このぜい肉を減らすには、運動と食事制限が必要だ。 そもそも、ぜい肉は何の役割を持っているのだろうか? ぜい肉は、体を動かすエネルギーの最終貯蔵庫。 アフリカで餓死したやせ細った人でも、お腹の周りにはわずかな脂肪が残されているという。 また、アザラシは、エサが取れない冬の間は、溜め込んだ脂肪をエネルギーにして冬を越す。 食事が取れなくなったときに生命を維持するために、ぜい肉は使われるのだ。

ぜい肉は、運動と代謝で減る

人は寝たきりでも、エネルギーを消費する。 体の細胞は常に生まれ変わっており、また臓器などは動くのにエネルギーを必要とする。 寝たきりでも最低限消費するエネルギーが、基礎代謝である。 基礎代謝は、年齢、筋肉量などにより個人差がある。 基礎代謝を上げるには、筋肉を付ける。マッサージや入浴などで体を温めて代謝を良くするなどがある。 運動でもぜい肉は減る。ただし、筋肉トレーニングなどの最大負荷を伴う運動は、あまりぜい肉を減らすのには効果が高くない。 運動強度は高くなく、20分以上の有酸素運動を続けることで、体のぜい肉がエネルギーとして消費される。

今まで以上にご飯を食べては意味が無い

有酸素運動をすると、エネルギーを使った分、お腹が減る。 お腹が減ったからといって、いつもより多くご飯を食べてしまうと本末転倒で、まったくぜい肉が減らない。 ダイエットとして、ぜい肉を減らしたいならば、食事制限と有酸素運動はワンセットなのだ。

有酸素運動を効果的にやるには、続けることがまず第一。そして、ちゃんとプロが設計した運動プログラムをこなそう。 たとえば、このシャドーボクサーなどは、リズムにのって運動するので楽しく続けることができるし、運動の動きや負荷は、ちゃんと研究して作られたものだからやってみるのがいいだろう。

お腹のムダ肉減らしたい
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